昼間に左脳で問題提起し 睡眠中に右脳で問題を解決:潜在意識による夢活用法


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昼間に左脳で問題提起し 睡眠中に右脳で問題を解決

「無意識」は夢という機能を使ってもう一つの現実の世界を我々に垣間見せている。そう、夢を通して我々は無限の創造性を学習することができるのだ。

白血病さえも治す「治癒の想像力」とは?

夢の中ではあらゆる願い事が可能となる。またあらゆる恐れも具現化してしまう。そして、日常の世界でも、ときおり奇跡とよばれる現象が起こる。基本的に、この世界は夢と同じように無限の創造性を秘めたものなのである。

とくに奇跡とか超常現象といった不思議なことに、興味をもつようになると、そうした神秘的な体験、または内的体験が続いて起こるようなことがある。我々が無意識の世界を意識することで、無意識もまた我々を意識するようになるからだ。

まずはあなた自身が、この世界で奇跡(超常現象)を引き起こすのに必要な触媒となる。要は、あなたの創造力こそが問われているのだ。創造(クリエーション)は想像(イマジネーション)と、「ネガとポジの関係」にあることは前にも述べた。

たとえば、こんな例がある。白血病の子供に、体内の悪い細胞を悪の宇宙船と見立てて、これらを自分の体の免疫細胞(正義の宇宙艦隊)が破壊し尽くし、勝利を得るというイメージをつくってもらい、それを楽しんでもらった。そうしたイメージを続けさせることによって、実際に白血病が治癒していったのだ。

これは白血病を治したイメージ療法(サイモントン療法)として有名な例であるが、こうした「治癒の想像力」は誰にでもある。ただ、その「想像力」(創造力)というのは、学校で教わるものでもないため、一生の間、気がつかないままで過ごしてしまうことのほうが多いのである。

世界各国で研究されている「ドリーム・コントロール」

それが、20世紀までの人々の生き方であったが、この21世紀にはずいぶんと人間の潜在能力や創造力のことが解明されていくことだろう。そうなれば、近い将来は小学校の授業にも「創造力の応用学習」とか「夢見の効果的実習」などといった科目が取り入れられるようになるかもしれない。

実際、「ドリーム・コントロール」の研究は今、各国で進められている。もうだいぶ前のことだが、ある企業から、外国で作られた「明晰夢を見るための訓練装置」のマニュアルを手渡され、その翻訳を依頼されたこともある。

「明晰夢」とは、字の如く「明晰な内容の夢」ということだが、その夢の中に、日常の意識を持ち込んで、より積極的に問題解決に役立てようとするものである。つまり、枠にとらわれず、発想が豊かになる明晰夢を利用して、自己実現や問題解決に結びつけるというわけだ。

訓練装置は、そうした夢の中で日常の意識がもてるように、あるいは、これが夢であると自覚できるように、訓練するためのものであった。もちろん、装置によらずとも、そうした明晰夢を見ることは可能だ。それには、やはり常日頃から問題意識を強くもつことが大切になってくる。なにかの問題を抱えていたり、あるいはどうしても実現してほしいことがあったりする場合、まずは真剣にそのことについて、あれこれと思いを巡らしてみることだ。それが昼間のうちに左脳で行なうこと。

そして、夜の時間は右脳が請け負うことになる。あとは、ただひたすらに「こうなりたい」というイメージをもって、そのまま眠りの世界へ入るのだ。うまくいくと、それが明晰夢となって、問題解決や願望実現のためのヒントを垣間見せてくれるかも。

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